バンコク4日目(2月13日)

ゴルフツアーの皆さんがパタヤ方面のサイアムカントリー倶楽部へ行くのでバスに同乗し、クラブからパタヤビーチまでタクシーで行く。

距離的に遠くはないが兎に角バンコク市内の渋滞は酷いので6時半の出発だった。
やがて日が出てきた。公害のせいで太陽が赤く小さく見える。
バンコクの日の出
バンコクの日の出 posted by (C)mamaron
2時間ほどでゴルフ場に到着し、タクシーに乗り換えビーチを目指したB1000。

瞑目な運転手でしばし無言のドライブ。
マリオットの側で下ろされた。ホテルで地図をもらい行動を相談する。
とにかくビーチに出てボートに乗るつもりで動いた。
例によってオジジは少し歩いて一休み、よく頑張っている。
賑やかな所に出てボートの発着を探る。
オジジいつも通り適当に椅子に座って黙っている。
ボートに乗って島へ渡るのは無理と見て、海にせりでたレストランへ連れていくと、「俺はここで待っとるぞ。」
と、いうことに一件落着。
水上ビアガーデン
水上ビアガーデン posted by (C)mamaron

ボートの発着時間を見ると、行きは良いけど帰りの時間が遅くなるので交渉することに。
すると、他の船があるのでそれで帰ることが出来ると判明。
取り敢えず、高いけどスピードボートで風を切って出かけることにしたB400。
パタヤビーチ
パタヤビーチ posted by (C)mamaron
ラン島に着くと白浜で綺麗なのですが、旧正月中、中国人の団体が山ほどいてうんざりした。
ラン島に着いた
ラン島に着いた posted by (C)mamaron
せっかくの離れ島のはずが雑踏にまみれてとは大袈裟ですが、兎に角騒がしいく、さっさと歩いて外れの方へ行きやっと腰を下ろした。
お腹もすいて、野菜炒めそばを頼んだB75。
野菜炒めそば
野菜炒めそば posted by (C)mamaron
のんびりと赤ちゃんがハンモックに揺られて昼寝中。そのそばで母親が唐辛子の掃除をしていた。
のどかだねぇ
のどかだねぇ posted by (C)mamaron
届いた焼きそばの美味しいこと!これが日常食べられたら嬉しいなぁと、よく噛みしめた。

時計を気にしながら帰りのボート着き場に行く。
ギリギリセーフと思ったら、1時間後に出るという。
来る時の話と違う!
やられたみたいです。売らんかなでボート客を掴みたかったのだ。
時刻表には乗りたい時刻は書いてない。仕方なく待ってビーチに帰るも、到着場所が違う。あのパタヤ市の大きなチケット売り場の方だった。
パタヤ市
パタヤ市 posted by (C)mamaron
ガイドに連絡をしなければいけないけれど、電話などない。
近くにいた女性に聞くと携帯を貸してくれ連絡がとれた。
早めにゴルフ場へタクシーで戻るかも、と話していたのだ。

オジジが待つレストランに戻りピックアップ。
そしてタクシーでバスターミナルへ連れていき乗り換え、バンコクに着くと電車に乗換えてポロンポン駅で降りホテルまで5分歩く。これは大変な移動となる。階段を上がったり降りたり100mごとに一休みですからね。
兎に角タクシーに乗りバスターミナルへ、バンコク行きのバスが出るターミナルへと念をおす。
すると、運転手はホテル名を聞きB2000でどうかと、聞いてきた。
B2000なら申し分ないのでそのままホテルへ直行して貰うことにした。
途中、道路標識をチェックしながら話しながら行く。変なところへ連れていかれちゃ困るしね。
バスと違ってバンバン飛ばす。オジジは大喜びではしゃいでいたがやがて居眠り、平和でいいね。

今晩「けんぞう」に行った。
ゴルフツアーの方も顔なじみで6人でいく。
地鶏の店でなかな美味しい、工夫もしているから人気なのは納得できる。
お酒を呑んでお喋りに花を咲かせてカラオケへ行く。
どこにいても行動パターンは同じです。
メンバーの一人カラオケ大好き氏がいて嬉々として歌ってた。
やがて私はリクエストを書き出す担当に。これも東京に居る時も同じだなぁと思いながらリクエストを受けていった。
わたしも2曲歌ってそろそろお開きになったとさ。
オジジは途中で眠くなり、阿部さんがタクシーに乗せて先に返してくれた。
オジジと離れるとほっとする。やはりちゃんと連れて帰らないと・・と神経を使っているようだ。

バンコク3日目(2月12日)

昨日はハードだったのでリラックスデイにします。

ゆっくりとホテルで朝食をとりオジジとああでもないこうでもないとお喋り。
くだらない哲学論を話すのが好きらしく、必ず最後に「あ~あ、良かったなぁ!」と結ぶ。
そりゃ、言いたい放題、好き放題してる幸せなオジジだもんね。

腰を上げて公園方面に散歩に行く。
公園には多くの健康器具というか、運動の為の器具が揃っており市民が好きに運動ができるようになっている。
公園ジムといったところだ。
これは良いね、熊谷の公園にも設置して欲しいなぁ。
大きな木の下にあるから日陰でちょうど良い。
鳥のさえずりも聞こえて長閑なもんだ。
公園で
公園で posted by (C)mamaron

公園を抜けるとBTS(スカイトレイン)のプロンポン駅がある。広い道路の上を電車が走っている。
その手前にエンポリウムというデパートというかモールがある。11時開店だから暫くベンチに座って待つことに。その間、私は並びにある土産物店Narayaへ行く。リボンをモチーフにした大小様々なバッグからティシュ入れ、ぬいぐるみなどがある。見た目より割安感があり人気店のようだ。
エンポリウムに戻ると、オジジはちゃんと座って待っていた。

開店するとゆっくり歩き始め、店員さんが手を差し伸べてオジジを誘導してくれた。
3階まで上がるとオジジは椅子に座り込んだ。
では、適当に欲しいものを探すので行ってきます!と、5階のスーパーマーケットを目指した。
1時間半ほどして戻ってみると、オジジの姿がありません。
トイレでも行ったか、フラフラしてるのか、付近をみても居ないので4階のネットショップへ行って30分。
再びオジジを探すと、こんどは元の椅子に座って待っていた。
オジジは私が中々来ないので、通りかかった日本人に事情を話し呼び出し放送を頼んだそうな。
私が戻ったからと話せと言われたが、相手が誰やら分からない。
暫くここに座っているから探せという。
兎に角、ここにいればね・・・やがてその方が来てくれて、会えたことを伝えた。
呼び出しの放送を中止するべく同行し、お礼を述べてホテルへ戻ることにした。
モールで
モールで posted by (C)mamaron

お腹が空いているから何か食べようと言っても、帰るぞ!
自分好みのラーメンを食べたかったようだ。
今日のラーメン
今日のラーメン posted by (C)mamaron
食べ終わって
食べ終わって posted by (C)mamaron
ホテルの9Fにプールがある。
泳げはリフレッシュ出来るので行く。勿論オジジも付いてきた。
水は冷たく気持ちよい。
さかんにお前の水着を撮るのだとカメラを構えたが、アップに出来ず遠目のだけで助かった。
プール入口
プール入口 posted by (C)mamaron
プールの下を見ると小さい住宅があった。
窓のした・・
窓のした・・ posted by (C)mamaron

オジジは今日こそは「けんぞう」に行くつもりで張り切っていたが、予約は一杯で明日行くことになった。
そこでツアコンの阿部さんがThai Roomというレストランへ案内をしてれた。
ホテルの近くで小ざっぱりした店だ。
オジジはホテルで働いている顔馴染みのPaoという女性を連れてきた。
メニューを見ながら注文をする。いくつも料理が出てきて??と思ったらPaoがかなり注文をしていた。

帰り道、マッサージに寄る。
Paoとオジジの3人で並んだが、私は顔をマッサージしてもらうことにした。
結構疲れて来てるし、気持ちいいものね。
そのうち、足もマッサージを始めた。オジジ頼んだらしく顔と足と2人がかりでのんびり極楽気分。

バンコク2日目(2月11日)

朝食はインペリアル クインズ パークホテルにて。
ここは5時から開いており早朝出発のゴルフ客には好評だとか。

ゴルフに行かない我々は定番の王宮、ワット・ポーなどの観光へ出かける事にした。
タクシーを頼むのですが、値段交渉から入ります。
ベルボーイの知り合いタクシーで2000バーツとのことだったが1500バーツにしてもらい支度をしてタクシーに乗り込んだ。(1バーツ=B1・¥3位)
バンコクを出るまでは相変わらず渋滞、その間ガイドブックを見ながら水上マーケットの話をすると、方角が変わるけどそっちに行きたいかと、運転手は聞いてきた。
後1時間半位かかるそうだが、どうせなら行ってみることにして高速に乗りどんどん飛ばしてダムヌンサドゥアックへひた走りした。

タイでは一通が多いし、対面通行でも中央分離帯がしっかりあるので大回りでの移動となる。

車窓には塩田が広がってきた。初めは田んぼで路側で売られているのは米かと思った。よく見ると塩だった。

ボートの中継店に着いて、トイレに行っている間に支払いが行われていた。
ボート1台チャーターして、一人2000バーツ。高い、大勢乗れるゆったりしたボートだ。
水上マーケットへ
水上マーケットへ posted by (C)mamaron
乗り込み走り出すと周りには南国の花々が歓迎をしてくれた。鳥のさえずりものどかだ。
やがて細い水路に入っていくと、そこで暮らしている風景が見えてくる。水路脇には1.5m幅くらいのコンクリの道があり、バイク道となっている。生活の必需のインフラなのでしょう。
バイクの道
バイクの道 posted by (C)mamaron
スパイスもあるよ~
スパイスもあるよ~ posted by (C)mamaron
店もあちこちに見えてきた。土産物がメインだけれど、ラーメンやらその他食事の店ももちろんある。
マーケットに横付けされ店内に入る。そこでコッコナツウッドで出来たマンゴスチンの形の小物入れを買う。
1個B170をB150に5個でB700に交渉した。アベノミクスとやらで円安気味、高値感は否めないが可愛い容器だ。蓋を摘んで持ち上げ蓋が開かない密閉度のあるのを選ぶと5個しかなかった。
スパイス潰し器の大きめのも買う。これで料理の幅も広がるというもの。

丁度、中国人の旧正月で中国人の店は閉まっている。中華街付近は静かでいいもんだ。
右に左にと進んで行くうちに銀座通りに出た。
どうも横道が優先水路らしく、こちら側はしばらく停止して様子を見てる。落ち着くと右折を優先しながら押し合いへし合いしながらも、ボート同士はぶつかることもなく上手いこと進んでいくものだ。
事故が起きないのが不思議なくらい。
狭い水路でボートがすれ違うと波が起きしぶきが掛かってくるので、いつもカメラをタオルで覆い撮りたい時に撮る。
1時間近く乗っていると地元の寺があったので止めてもらい上陸、お参りをした。
お参りにいく
お参りにいく posted by (C)mamaron
オジジはあまり歩けないので、ベンチに座らせさっさと寺へ行く。
入り口に線香があり買う。B20入れると近くの人が拝んでくれた。
線香には金箔が5枚挟まっており、仏像に祈りながら貼り付けていく。
金箔付きです
金箔付きです posted by (C)mamaron
一通り周りのマネをして出てみると、オジジは既にボートに戻り、運転手が迎えにきた。

ダムヌンサドゥアックを後にしてホテルに帰るのかと思ったら、王宮の方へタクシーを走らせてくれた。
もの凄い数の観光客で溢れかえっていた。
渋滞がひどく、車は進めずもやっとたどり着き車を降りる。1時間後にここに来ることを約束。駐車場に入れないから適当に時間を潰して戻ってくる。
オジジを日陰のベンチに座らせて王宮へ入っていったが、シーズンで賑やかなこと!!!
IMGP8570
IMGP8570 posted by (C)mamaron
エメラルド寺院など沢山写真を撮り早めに外へ出て、オジジを探すもいない。
タクシーに戻ったかな?とタクシーを探すも乗っていない。もう一度ベンチ付近に戻ると、オバチャンが私を捕まえてオジジを指さして教えてくれ、無事タクシーに乗り込んだ。

次はワット・ポーへ。寝釈迦さまです。
ここでも駐車場は満杯だったけれど運良く目の前の車が出ていき、すんなり駐車。
IMGP8648
IMGP8648 posted by (C)mamaron
今度はオジジに車で待つように言い、30分予定で中にはいる。
チケットには水1本フリーで付いているけど、渡してくれる場所が見つからない。寝釈迦様を見学して外へ出るが出口は反対側でぐるっと大回りでタクシーに乗り込んだ。
草臥れたのでワット・アルン(暁の寺院)は無しにしてホテルへ戻ることにした。
土産物店へ寄り竹製の素敵なバックを買う。
ルート変更してもタクシー代はそのまま、得した気分だった。
でも、あのボートは高いから、少しは運ちゃん貰えたのなら良いと思ったのです。

ホテル手前にあるタイラーメンの店で車を降りた。
美味しいタイラーメンを食べる。こざっぱりして悪くない。
海鮮ラーメン
海鮮ラーメン posted by (C)mamaron
途中、果物屋でドリアン、マンゴスチン、ロンガンそしてランプータンを買ってB200、ホテルへ戻る。
早速ドリアンを食べる。クリーミーで美味しいよ。
トロピカル
トロピカル posted by (C)mamaron
夕方になり「けんぞう」という日本人が経営する店へ連れていくとオジジいうので付いて行った。
ちょっと歩くけどなと、言いながらホテル隣の公園を抜けて行った。

通りをSoyといいます。ホテル前はSoy22、しばらく行くとSoy24、何故か奇数は見当たらない。けんぞうはSoy26だから2ブロック歩くのだが、オジジは100mも歩くとフウフウいって一休み。
ゆっくりでも休み休みでも動けば着くわけです。ところが見つからず帰りはタクシーを拾ってホテルへ戻ることにした。
例によってホテル手前の別のラーメン屋で降り、タイラーメンを食べた。これも美味しい。昼のより美味しいだろうとは、オジジの言。

シャワーを浴びてタイマッサージへ行く。
疲れた身体に心地よい刺激でウトウトする。

バンコク初日

2月10日の朝早く熊谷を出て成田空港第一に着いたのが8時半頃。
チェックイン手続きを空港でするので既に良い席はなく、左右に挟まれた真ん中しかない。
満席だったので選択の余地はなかった。

10:45出発。
7時間半位でバンコクに到着(15:40着)日本より少し西にあるので現地時間は2時間早い。
ツアーは福岡から9名と合流。福岡では機体にトラブルがあって30分遅れのフライトでほぼ同じ時間に到着で荷物待ちの間にツアコンの阿部さんが私を見つけてくれた。
その後、集合のC出口に行っても誰も居ない。私の方が遅いはずなのに、ここを動くと厄介だからじっと我慢の子で待つことにした。向こうは団体だからサッと動けないこともあるしね。

宮崎のおジジは90才。毎年福岡のゴルフツアーに参加していたが、近年ゴルフ無しの参加だったそうな。
90才になっては付き添いがないと連れていけないと、旅行社に言われ仕方なく私に連絡をしてきた。
最後の奉公かな?と参加を表明した訳だった。

バスに乗り込みインペリアル・クインズ・パークホテルへ到着したのが18時頃。バンコク市内の渋滞は半端じゃない。
30分後にロビーに集合して「Som Boon」というレストランへいく。遠いわけではないが渋滞で着いたのは19時半頃。
初日の夕食
初日の夕食 posted by (C)mamaron

旧正月で中国人客が多いがこちらでの人気店だけあって、長い行列が出来ていた。
少し待って店内に入り、長く待ってから料理が出てきた。
プーパッポンカリーという、カニカレーの料理はコクがあって深い味わいで美味しかったですよ。
年中タイを訪問している皆様もここのが一番美味しいと喜んでた。
プーパッポンカリー
プーパッポンカリー posted by (C)mamaron

お腹が満足してホテルに戻ってきたのは21時30分頃。
急いでシャワーを浴びて、オジジは「早速マッサージに連れて行くぞ!」と、近くの店レモングラスへ行く。
タイ古式マッサージ1時間350バーツ。
2時間頼んで支払いにいくと600バーツになっていた。顔なじみらしい。

どんなに痛いかと思いきや全然痛くない。身体は柔らかい方だからあれこれ曲げられても問題なくもっと強くやるように言った方がいいかな?と思いつつ、初日だし~とプロに任せておいた。
血の循環も良くなりうっすらと汗も出てきた。隣のオジジは寒がってタオル1枚追加していた。
その内、あちこち痒くなってきてポリポリ。汗のせいかなと思っていたけど、部屋に戻ってみたら赤い発疹があり虫に噛まれたようだ。
時既に11日なっており、眠りについた。

10日からバンコクへ

久しぶりの海外です。
何年ぶりでしょうねぇ。

宮崎のおジジが90才になり付き添いがないとタイへ行けないので付いて来い!と誘われたのです。
その後、内容も何も聞かされず、ただ行ったら浴衣で歩くとか、何回もバンコクへ行っとるから案内するぞ。
これじゃ何のことか分からずも、最後の奉公かなと兎に角行くことにしてたのです。

通常、付いてきて欲しい時には費用分担も相談だけど一切なし。
奉公だからそんなモンかね。

ようやく、1月半ば過ぎに福岡の旅行社と連絡が取れ、些かおジジとのやりとりとは違う方向へ行きつつ、軌道修正して、一人成田から立ち、バンコクで合流することに決定した。
到着時間に大差ないので心配はない。
あっても、それなりに過ごすだけです。

昨日、おジジから電話がきて、「俺はな、車椅子だから一番に飛行機に乗り込むぞ。車椅子を探せば俺がいるぞ」
この意味わかりますか?
ちょっとずれてます。歩けるけどズルをするのかな?
第一、別便だから関係ないのよね。
そういえば、福岡まで来て一緒に乗れとか言ってたが、これと関連あったのかな?
浴衣で歩き回り、あちこち案内する人が何で車椅子に乗るのかね、長く歩くのが大変なのかな?
矛盾するでしょ。
会えば分かりますね。

バンコクでは何処へ案内したいやら?
私なりのプランは持ってないと、せっかくの旅も台無しになるから、作戦も練っておくことに。
バンコクに5連泊だから、その積もりで日帰りでパタヤビーチに行ったりアユタヤにも行けるでしょうし、さてさて、先の見えないバンコクです。

タイマッサージだけはやってきますね。

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