マッターホーンのダミエ

何年ぶりかで、学大駅そばのマッターホーンに寄って好きだったダミエを買って娘たちの家に行った。
これは、昔々の37年前、ショートケーキとダミエがとても美味しくて、何かといってはマッターホーンで買って食べていた。
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その他、サバラン、モンブランなども食べても、結局ダミエとショートケーキに戻っていた。
自由が丘のモンブランより口に合っていた訳で・・・
それから、熊谷に引越してからは、ごくたまにしか口にしなくなっていった。
10年位前に、妙に食べたくて買ったら、全然美味しくなくて味が変わってしまって残念だった。
あれは明らかに材料が違っていたように思う。
そして、数年前、今度はどうか?とダミエを買ったら、何と前の美味しさに戻っていた。嬉しかった。
このダミエのなんという事もない美味しさの秘密はレンガを積んだような市松模様のスポンジを包んでいる周りのもっちりとした皮、弾力のあるスポンジに特徴があって、昔はぐるりと皮を剥いで食べるという、お行儀の悪い食べ方をすることもあった。
ところが、である。昨日食べたダミエにはがっかりさせられた。
良く言えば進化したのだろうか?
材料は良いが、明らかにレシピが違っているみたいで、あの弾力皮のスポンジが普通のスポンジと殆ど変わらない食感になっていた。
それと、バタークリームのスポンジに対する割合が多くて甘すぎ、くどくなっていた。
たまたま、作った人の手が、そうなっているとは考えにくいほど、以前は味が安定していたのに、非常に残念だった。
たかがケーキでも、同じ味をキープする難しさがあるのかしらん。
長年支持されてきたオリジナルのケーキだもの、やっぱり味を変えちゃいけませんよ。
変えたければ、グレードアップさせるか、別のケーキとして出してほしいものだわ。
値段だけ上げるのは納得できないわな。

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