金沢探訪

5月11日は我が誕生日でした。
その日から二泊三日で金沢へ行ってきました。
義母を金沢在住の姪に会わせる事と美味しいものを食べて伝統文化に触れる旅、って感じです。
同行は長男の連れの順子さんと孫の珠緒ちゃん。
お気づきの通り、義理の親子三代と孫で、4代4人の女子の旅。

義母は90才で軽度?の認知症です。
気持ちは明るくて良いのですが、マイペースです。
足はやや重いからどんどんとこかへ消えることはないけれど、油断すると危なく人混みにまみれてしまうから要注意。
普段の生活行動にも気遣いす。
着替えを揃えたり、使ったタオル置き場を示したり、トイレの場所を教えたり、記憶のサイクルが短いです。
その都度、指示するでなく本人が出来るようにさりげなく用意したり「これですか?」と次に何したら良いかの判断を付けられるようにしていきます。
こうすることで、後での行動がスムーズにいくようにします。

熊谷から上越新幹線で越後湯沢まで行きます。
義母の乗換えが大変なので車椅子を頼んで、駅ホームで迎えて頂き特急はくたかで金沢へ。
ほくほく線を利用しますがこれは第3セクターで途中単線です。虫川大杉駅で上りと下りの待ち合わせをします。何だかとてもローカルでのんびり気分でした。
トンネルが多く、アナウンスでは携帯が繋がりにくいのでご注意願いますとか、もう大丈夫ですから安心して携帯を使えますとか言ってましたよ。
そして直江津駅でJR東と」JR西の乗務員が交代をします。その東西の違いも空気に表れていてなるほどなぁ~という場面もありました。

金沢駅に着くとやはり車椅子のお迎えがあり乗せたは良いけれど、駅員さんはせっせと出口に向かい、チビと荷物を抱えた我々は追っかける始末でした。
義母にはトイレに寄ってもらいたかったので、追いかけやっと伝えたら改札の外だそうで、取り敢えずホッ。ついでにレンタカーの所まで頼んでしまいました。本来車椅子サービスは駅構内だけだそうですが、気分で連れてきてもらった感じです。

レンタカーはほぼ新車、使い勝手も違うようですが運転手は順子さん。
ナビを使うのにあれこれ、エンジンかけて暫く動けず、やっと入力できていざホテル!!
金沢の道路には右折専用レーンが多いですね。そしてラインの幅が狭いから運転しにくくて緊張しながら運転したそうです。城下町ですから道路がクネクネ曲がってるし、右折専用が2レーンもあったりして交差点での直進には要注意でした。

のんびり改札口に来てたら会えたのに、駅に迎えにきてた姪達には会えず、ホテルに来てもらいました。
部屋に入ってからは、もうお喋りタイムでした。
あっという間に時は経ち、回転寿司に連れていって頂きました。
「寿司くいねぇ」です。やっパリ新鮮で美味しいですねぇ。ノドクロとか白えびとか埼玉では滅多にお目にかかれないものを食べました。びっくりしたのは義母の食べっぷり。私より多いのではないかしら?
これは如何?と聞かれたら殆んど食べてたもの。

寿司屋の隣はコメダ珈琲店。もう食べられないと言いつつ、甘味は別腹ね、と入る。
それぞれコーヒーなど飲み物とシロノワールを頼み皆んなで食べる。冷たいのが美味しかったなぁ。

ホテルに送って頂いて温泉に入ってから就寝でしたが、身体が温まってるものだから寝付けず、寝返りばかり。
隣の義母は時々寝言を言ったり、独り言を言ったり、面白かった。
明け方には深く寝入ったので目覚めは爽やか、7時半にはコメダのモーニングサービスを食べに行きました。

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