荒川の河原を散歩していて、咲いている野草の花を見つけるのは容易ではない。
勿論、色鮮やかな菊の花々はそこらじゅうで咲いてはいる。
むしろ実を結んだものの方が容易に目に付くし、紅葉もしかり。
山芋の黄色く紅葉した葉が沢山見かけられるようになってきた。
ムカゴに自然に手が出て、ポロリポロリともいでいく。
大きい方が良いけれど、ちょっと触っただけで指の隙間から逃げていく。
たまにはこんな事があっても良いかな?とムカゴ取りに励んだ。
ズボンやシャツの袖に草の種が沢山付いている。
さっとムカゴを洗って、フライパンでコロコロと転がして軽く塩を振ってさらに炒る。
ちょっと乙な箸休めの一品になった。
娘曰く、「う~ん、ビールが旨い!」