夕べ5日、神田明神でランディ・ウェストンのピアノ・ソロ、ジャズコンサートがあった。
生憎の小雨で、明神境内で行われるはずだったコンサートが、明神会館内で行われた。
神とコンタクトする特別な一夜、とのうたい文句がついている。
灯明を手にした巫女さんと雅楽の先導に従って、ランディはしずしずと厳かに?ご入場!?した。そして、演奏は始まり、繊細に時に力強く演奏は続いた。
彼はアフリカンな衣装に身を包んでいた。
9時半頃、ライブは終わり、ライブのはしごとばかりに、御茶ノ水のNARUへ向かう。
5日のNARUではおなじみ、ピアノ本田竹広、ベース畠山芳幸、ドラムス大島洋のトリオがお目当てだった。同行したお仲間は竹広さんの大ファンで、ランディを聞いてちょっと消化不良だったらしく、
たしかに本田竹広さんのピアノは分かりやすいというか、肌に馴染んで自然に心を揺さぶられるとでも言ったらいいのか。
皆で揃ってランディの後に竹広さんの所へ行ったものだから、竹広さんにプレッシャーがかかったらしく、
「ランディの後じゃ、やり難いなぁ。」と、頭をかく竹広さん。
1,2のステージより素晴らしい演奏になったという。(開店からいた常連さんの言)
私は内外を問わず、色んな方のジャズを聞きかじっているせいか、ランディの演奏が特異のものには聞こえず、魂との交信というより、コロコロとしたピアノのはじける音が子どもと遊んでいるような感じがして、時々ニヤッとしながら聞いていた。
ランディ・ウェストンと本田竹広さん、異質のジャズピアノを楽しめた一夜だった。
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