正月休み・「Ten Minutes Older・イデアの森」

正月休みには東京へ出たら娘が遊んでくれた。
久しぶりに自由が丘へ散歩がてらにウィンドウショッピングをした。一人は着物を着て颯爽と闊歩する。
もう少し小幅の方が優しく見えるかもね・・・と何となく言ってみる。
素直に自然に大和撫子のように見えてくるから、まんざらでもない。もう一人の娘は前日に実家の新年会に着てきた。
日本人は着物姿が素敵に良く似合う。

日比谷シャンテシネで映画を見る。「Ten Minutes Older・イデアの森」
前評判では難しい内容とか・・・。時間ってなんだ?あまりに身近にあっていざ説明しようとなると、どうなるの??
そりゃ、現在しかないし、現在と思った瞬間に過去になる。あれこれ思い巡らして未来を思う。未来はいつまでたっても現在にはならない。
そういうものを”時間”と呼ぶ事にした。
宇宙船で旅に出た。廻り回って帰ってきたら、地球に残した息子の方が年取って、浦島太郎になっていた自分。良くありがちな話。
「水の寓話」も日常でよくあるパターン。物を取りに隣りの部屋に行ったら、違うものを手にとっていじっているうち、あっそうだ、と風呂掃除。
元の所に戻ったら・・・・年中こんなことやっている私がここに居るのよね。

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