沙漠が面白い:宮崎紀行完成!

 カテゴリー”Miyazaki”昨年暮れの宮崎紀行やっと完成しました。是非ごらん下さい。

 最近沙漠に関する本を読みあさっています。数年前のチリ訪問に始まり、サンディエゴ、ペルーと全く日本とは違う気候風土に出会って、はまっていった次第です。
 幸い知り合いで沙漠学会の会員の方がお出でですので、分からない事があると、メールで質問をさせて頂いてます。
 この『沙漠』と言う字、サンズイです。石へんではありません。その筋の皆さんはこだわりを持ってます。沙漠という漢字は共に非常に乾燥している広野の意味を持っているという事です。
 沙漠の生成成分は砂だけではなく砂礫やもう少し大きい石、或いは岩石が結晶化したり、エアーズロックのような物や、それぞれの組み合わせが無数で、長い地球的規模で風化や気候、水分との関わり、隆起など様々な時間的変化によって千変万化してきた結果なのです。ある人は。「砂漠の研究は惑星の研究に通ず」と言ったそうです。

 地球陸地の3/1は乾燥地域となっていて、それぞれ地域的な特徴を持った沙漠を形成しています。それを調べていくと何もこんな所に住まなくても良いのにと思いたくなるような所でも、住めば都、我が家である事の持つ文化的な意味合い、価値観の違いも知る所となり、大きく世界観が変わって行くのが分かるのです。
 小さな事でイジイジしている自分を見つけるにつけ、もっと大らかに肩肘の力を抜いて生きたいなぁ!と思えてくるのです。

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