いや~今日はほんわか、いい天気!いい気分!
さて、昨日2月の海洋大公開講座、「船の実験」に行ってきました。
午前中はちょいと病院に寄ったのですが、それがちょいとで済まなかった。診察はほんのちょいとで終わったけれど、予約してるにも関わらず、1時間以上待たされ、会計で1時間弱待たされ、結局2時間以上も拘束された格好となった。もう、うんざり。
その結果、午後の講座には遅刻をしてしまった。昼頃の高崎線は一電車乗りそこなうと20分近く待たされる。新幹線を利用して東京に出て、高い講座になった。
船に関する実験は、船は何故浮くのか、その重心と安定性という簡単な物だった。
1840年頃、イギリスのウィリアム・フリードは水槽を作り模型船から実船の抵抗を推定する方法を考えた人で、近代造船学の父と言われているそうだ。その時の船名からグレイハウンドの実験と呼ばれている。
海洋大にある大きな水槽を見学し、造波装置を動かして見せてくれた。
現実には船の運航は、静水上であることは殆んど無く、海流にしても天候や海底地形によって影響を受けるから、同じ条件と言うのはなく、殆んどが不確定の中で、これなら良いであろうという、推定の上の安全基準をもってされている。
この、推定をするという根拠が大事なのだけれど、それが高々150-160年位の発達線上に今がある訳で、その近代造船の歴史は案外浅い事を知った。
それにしても、近代以前の昔の人々の海への挑戦はえらい!!
講座の帰り道、同じ電車で元会社の同僚とばったり会った。これから飲み会に行くという事だった。私も一旦家に帰り、メモ書きを置いて合流した。7人もの懐かしい顔を見ながら、飲んだり食べたり歌ったり・・・、11時をまわっての帰還となった。