今日の午後、品川の東京海洋大学で公開シンポジウムが開かれた。
題して「海鷹丸と南極海観測」
代々の海鷹丸は10回を数えるほど南極海観測に出かけている。
現在は4世で去年の1-2月に初めての南極海観測に行っており、この11月から、通算11回目の航海に出かける予定である。
各国との共同観測や、USの観測衛星からの海色リモートセンシングのデータを受信しつつ、現場での実際のデータをリアルタイムで対比調査できる調査船はそう数ある訳ではない。
南極海の生物資源や環境の地球全体への影響を調査してきたし、又する必要もある。
南極という、地球にとってかけがえの無い存在の大きな意味での仕組みを知る事は非常に重要である。
こんなことから、南極調査船「そうや」だけでなく、この海鷹丸の存在の意義は大きい。
と、いうような話を聞いてきた。
その他、南極海調査研究の成果を発表された。
結構難しい部分があったが、南極は地球のキーパーソンならぬ、キープレイスであるのは確かなようで、哲学で科学する時代は完全に過ぎた。現実に温暖化が進み、ヴィッテル海では棚氷の溶解が進み、塩分濃度が下がってきているという。これは何を意味するのか、論議が色々あるようで・・・・
CO2の問題しかり、エル・ニーニョ、ラ・ニーニャ、南方振動等々、複雑な問題が幾重にも絡んでいるようだ。
では、私達としては地球環境悪化に加担しないために一体何が出来るの?
何を我慢すれば良いの?と言うところにも及んでくる。
クーラーをなるべく使わないとか・・・現にまだ私は使っていません。(動くかどうか、試運転はしましたが)
たまには考えてもイインでないかしら?
考えるだけでなく実行しないと考える意味がないしねえ。
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