日光の雲竜渓谷へ

長女の誘いで雲竜渓谷の氷瀑トレッキングツアーに参加してきました。
熊谷から行くと結構時間がかかるので土曜に宇都宮で泊まりました。

参加者はスポーツクラブ等の仲間が殆んどで私一人平均年齢を引き上げたような感じでした。
通行止め地点まで車で行き、装備を整えて山道をひたすら登って行きます。
歩き出すと間もなく息切れです。重い靴に重いアイゼンを付けてます。暑くなり1枚脱ぎ、又1枚脱ぎ、そのちょっとした休憩で息がつけます。
やがてリーダーのさやかさんが私のリュックを取り上げてずっと担いでくれました。大して重くはないけれどホッとするように身軽になりました。
30分位歩いてくると何となく慣れてはくるけれど、凍った雪道の上りはキツイですね。

2時間近く登ってやっと雲竜渓谷の入口にたどり着きしばし休憩。お腹も空いて少し食べてふうふう言ってると、横からアミノバイタルを摂ると良いと、くれました。元気になるからね、との暗示を受けました。

夏は階段、今は雪の坂になっているところをゆっくりアイゼンで食い込ませながら降りて谷に出ます。
それからは気を付けながら渓流を渡ったり急な登りがあったりとどんどん進むのですが、狭いところではゆっくり一人づつ確実に行くのでそのポイントでは休めて思ったほど大変な感じはせず、慣れって良いもんです。
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渓谷を30分くらい進むと見事な氷瀑が姿を表して歓迎をしてくれました。
ふと、後ろを見ると彩雲があり、Welcomeしてくれてるようで嬉しかった!
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やや青く見える氷柱は秩父のそれとは規模が全然違います。苦労してやっとたどり着いて見える景色でした。
何人もの人がその太い氷柱を登っています。
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暫く氷瀑を見て歩いたのですが、氷柱が突然に折れて落下することがあるのでくれぐれも真下に行かぬように注意されました。
危機感を持ってない人も多数いました(他のグループです)
折り返して間もなく、ドスン!と、大きな音がして氷柱が落下したのです。
幸い怪我人は出ませんでしたが、近くにいた人は肝を冷やしたことでしょう。

渓谷の入口まで戻って遅めのお昼食。オニギリにホカロンを当てておいたので冷たくならず美味しく食べました。
冷たい飲み物も果物も何でも美味しくて幸せなひとときでした。

その後、やはり2時間位下って行くのですが、たまにある上りが辛くて、疲れも溜まっているのでしょう。
先頭をゆっくりと歩いてましたが、やがて少しづつ追い抜かれ、それでもゆっくり自分のペースで歩き続けやっと車の姿が見え、アイゼンを外してやっとホッとしました。

温泉に入って痛んだ足を揉んだり、靴ずれを手当して復活して帰路に付きました。
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