中禅寺湖畔の旧イタリア大使館別荘であっという間に読み終えた本、それがほげらばり―メキシコ旅行記 小林聡美著。
Forget about it.のこと。
来年にメキシコへ行ってみようかな?ということでアマゾンでとりあえず本を4冊購入。その中の1冊で、小林聡美さんが書いているから、特別なことなど期待をせずに読み始めた。
あのキャラのまんまの16日間のドタバタ旅行ながら、恐いもの知らずでアッパレだ。若いときからおばさんパワーがあるんだね。
出版社同行で旅行記を書くために来ていた訳だから、極普通の旅行とは随分違い、参考にしようなんて思っちゃいけない。
しかし、こういう開けっぴろげな天真爛漫な人付き合いは、時としてあってもいいんじゃないかと思う。
メキシコシティーはメキシコ人が恐れる場所だ、との表現は、妙に納得した。
旅の基本、何処に行っても同じ事。そこへ何しに行くのかはっきりさせて行く事。ただそれだけ。途中で変更したっていい。意味もなく行くと空しくなるだけ。一人旅は特にそれはいえる。