平城遷都1300年記念の国宝薬師寺展が上野の国立博物館で開かれてます。
やっと行ってきました。
いつかいつか・・と思っていたら、、、残念でした。。ということが案外多くて、でもやっと行けました。
雨上がりの午後で、人出を心配していましたが少し待っただけで入場できました。
入場制限をすることで、ある程度ゆるやかに見られます。
このエキシビジョンのメイキングの番組を見たとき、この展示方法、見せ方に工夫がされていることを知りました。
展示されている仏像を見るだけでなく、照明の仕方やスロープを作って観客の目線の高さを変えることで、より違った印象を得られることを意識して見てきました。
日光、月光菩薩立像の前面は勿論、光背を外した背面を拝見でき、その美しさはやはり生ならではのもの、素晴らしかったです。
極楽は西にもあれば東にも
来た[きた](北)道さがせ
皆身[みなみ](南)にぞある
薬師寺が平城京へ移される前の出土品の塑像人物の精巧な顔の表情は初めてみました。
そして、吉祥天像は必見です。1300年も前に精工なデザインの衣装を身にまとって、気品のある女神像が麻布に描かれています。(日本最古の麻布絵)
博物館の庭にりっぱなユリノキがあります。
ちょうど花が満開でした。