待望のミュージカル

よく空は晴れて気持ちが良い。Victoria公園を目指して歩く。
公園入り口にはbeaconsfieldがある。ビクトリアン様式のお屋敷だ。学生らしいお兄さんが部屋の案内をしてくれた。
当世めずらしい初々しい感じの人で、丁寧に説明をしてくれた。珍しくチップを上げてしまった
庭に出るとよく手入れされた花壇に、鮮やかな芝生の緑が似合っていた。庭の向こうには赤土の海浜がひろがっていた。そのコントラストが胸を打つ。
昼過ぎには、待望のミュージカルを見に行った。舞台はいい、迫力がある。表情がいい、俳優と観客と繋がっている。あちこちで笑いと涙を誘った。
赤毛のアンを見た後、感激を胸に秘め、うきうき気分でピークスワーフの方へ散歩。

海辺のレストランに予約を入れておいた。(夕方から混んでくる)PEI名物大きなロブスターと生カキを食べる。
ここのロブスターは岩の間に住んでいて形もやや丸みを帯びて甘味がある。ここでは溶かしバターに漬けて食べる。
なにもしないでそのままで充分美味しいが茹でる時バターを入れるとみえ、既にバターの香りがしている。たらふく食べた。
もう、食べきれない!というほどのボリュウムだった。海に迫出たパティオで海の香りに包まれながらの食事は格別だ。
たった一人ではちと、寂しいようなもったいないような、そんな気持ちだった。
宿に帰ってアロハの主人に明日のバスの時間を聞くと朝8時に出るという。それに間に合うようにタクシーを予約して寝た。

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