トルコ・パムッカレ-エフェソス

パムッカレの宿PAN THERMALでの目覚めはすっきり、部屋を出てプールサイドを抜けてレストランで朝食。
外をのんびり歩くだけで気分が違うのはなぜでしょう?

身支度を整えて出かけようとしたら、水筒の栓締めが甘くてベッドを濡らしたのに気付く。バスタオルで手当てしつつメッセージを置いてきた。
”Pardon・・・・・”

バスに乗り世界遺産パムッカレ観光へ。
真白な石灰棚を遠くから見るとまるでスキー場のようだ。よく見ると棚田のようになって独特の風景をつくっている。
石灰棚
石灰棚 posted by (C)mamaron
もう少し行くと一番有名な石灰棚と隣接したヒエラポリスだ。
石灰棚には温泉が流れ、ローマ帝国の温泉保養地となっていた。
このヒエロポリスはローマ帝国時代、地震で崩壊、復興したけれど1354年の大地震で壊滅したそうだ。
古きよき時代のローマ浴場、ローマ劇場の片鱗を見ることが出来る。

崩れた遺跡が温泉の底に横たわっている、古代プールが結構広くて多くの人が今も憩っている。ここは透明な泉質で彫刻された模様もよく見える。ローマ遺跡と温泉
ローマ遺跡と温泉 posted by (C)mamaron

白い綿の宮殿と言われるパムッカレを歩くことが出来る。
夏の青い空、強い日差しを受けて水色に光る石灰棚!
それは写真の世界のこと、今は冬、どんよりと曇り空だったので発色はいま一つ、仕方あるまい。
パムッカレ石灰棚
パムッカレ石灰棚 posted by (C)mamaron
それにても温泉の湧昇量は少なく、やっと足湯をする程度でそれが延々と下へ下へと流れるだけ。
一箇所薄いブルーの棚を見つけ、ルーマニアから来た青年と写真の撮りっこをした。
この温泉地に隣接してヒエロポリスは作られた。
やはり
時間ギリギリで急いでバスに戻る。
ここから215km、エフェソスへ移動する。

昼食はケバブとトルティージャ、やっぱり美味しい。

古代ギリシャ都市エフェソスでは傘がいるかいらないか程度の少雨になった。
とにかく広い。アルテミス神殿の遺構、巨大な図書館と劇場。
図書館
図書館 posted by (C)mamaron
立体的な都市作りがされている。ここも地震で崩壊したものが多数残っているが、公衆トイレもありそこで雪隠会議でもされたのか、いくつもの便座がつながっている。
この広いエフェソスの通りのそこここには多種のハーブ類が自生してして花の咲く頃にはいい香りがしているかと、想像する自分がいた。

夕方4時40分、イズミールのホテルCROWN PLAZAへ向かう。
ここではバンドネオンとピアノの調べでディナータイム。
アルゼンチンタンゴからビートルズまで色んな曲で楽しませてくれた。

食後は近くのスーパーへお買い物。
トルコのスープはどれも美味しくハズレなし。
しまちゃんお勧め、クノールスープを買う。種類がとても多く充実している。日本の比じゃない。
帰ってきて作って飲んだが、インスタントにしては素晴らしく美味しくて、日本で発売したらヒット間違いなし!

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