花菖蒲と麦秋

今日は植木の植え替え手伝いのボランティア活動に行って来た。
 はじめは曇りがちで涼しかったけれど、段々日が射してきて暑くなってきた。植え替えの鉢は大きくなって持ち上げるのが片マヒでは難儀で、一緒に持つと嬉しそうにあれこれ教えてくださった。
やっと終える頃には安堵の表情があって、庭木の説明にも力がはいる。
その帰り道、別府沼公園の近くを通り、寄っていく事にした。
花菖蒲花菖蒲が満開で、 江戸、伊勢、肥後系の種類があるらしく、多彩でビックリするほど咲き乱れていた。(ちょっと大袈裟)
木陰のベンチではお弁当を広げているグループがあったり、市民憩いの場、そのものだった。

広い園内をいくと、アジサイも数種類咲き始めていた。
 沼には大きなお玉じゃくしが泳いでいて、親のウシガエルの鳴き声もした。数年前おたまじゃくしの握りを紹介しているのを思い出した。あまり美味しいとは思えないんだけれど・・・分らん。
 木陰の水辺では、カワセミを見かける。瑠璃色の背中のラインとお腹のオレンジ色、頬の白がとっても印象的だ。飛ぶ姿はカッコイイ。岩の上でじっといつまでも動かず間近で見られるのは珍しいことらしい。ラッキー!写真をとり損ねるほど見とれてしまった。 
 その上、蛍の池があって自生しているらしい。間もなく夜になると見られるのでしょう。
 公園の周りは麦秋もたけなわで、せっせと麦刈りをしていた。その近くでは麦わら焼をしていて、煙が目にしみる。
熊谷にもこんなに自然が残っているのが嬉しい。
重い腰を上げて出かけて良かった。明日は朝食作りと彼女の愛犬の散歩のボランティアが待っている。

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