あちこちへ行く度に、手作りのお菓子を差し入れてきた。
それが昂じて、製造販売をする気になってきた。
何処にでもあるお菓子じゃつまらないし、特徴のあるものでなければ売る気になれなかった。
ひょんな事から、作っては工夫をしているうち、もしかして・・・という気持が沸いてきた。
そこで、グルメなお方にアドバイスを伺いたく、お持ちしたら逆に作り方を教えて欲しい、とまで言われた。
「これは本物よ。日本じゃ食べられないわ。」
私の求めるのはその本物、言い換えれば本来の物。
新しくて変わって素敵なのも良いけれど、やはり『基本に忠実な本来の味』を大切にしたい、と考えます。以前の仕事柄、身に染みてているものだからそれしか出来ないのです。
都内や大宮など、あちこち比較しようと歩き回って探したけれど、売ってはいなかった。ネットにレシピは沢山載ってはいるが、違うものだったし。
去年台所をリフォームして、最近やっとオーブンと馴染みが出てきたから、良い物が出来るようになったのか、と思う。
道具というものは使いこなせなければ、いくら高品質でも持ち味を充分に出せないものです。
そこで、埼玉県保健所に出向いて話を伺ってきた。
ステップその①・・食品衛生責任者の資格をとること。
そのために、講習会を修了すること。
受講料6000円、教材費3000円なり。
ちなみに、保健所の課長は「資金の元を取るのは大変だけど、夢があって良いじゃないですか。」
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