レンヌからサン・マロへ

6月9日(水)
朝食はホテルに予約をしておいた。2人分で10ユーロだったから割と安い。
コンチネンタルスタイルで数種類のジャムとバター、クロワッサンとフランスパン、コーヒーor紅茶にフレッシュジュースと言ったところ。
他の宿泊者から英語で朝の挨拶を受けた。Good morning! Year!
何となく嬉しい気分で、今日1日が素敵に過ごせるような気がした。だって、フランス語ばっかりでチンプンカンプンっだたもの。ボンジュール!ボンソワー!メルシー!オバァ!にセボン!の他少し位しかよう分からないんですもの。

 荷物を引きながらレンヌ駅に向かった。

予定通り列車に乗ると、約1時間位で着いた。駅からサンマロまで約20分位歩いて行った。
途中、開閉橋があって、丁度開き始めるのを見た。
開閉橋の向こうに城壁
船が通り過ぎると道路はつながり何も無かったようにすましていた。ただ、渋滞が出来ていたけれど、徒歩の私達には何の影響もなかった。潮風のイイ匂いがしてくると、海に近づいたと実感できる。
開閉橋を渡ると、遥か向こうに立派な城壁が構えていて、あれが有名なサン・マロか~といった感慨があった。
長~い城壁がある
さすが観光地、立派なもんだ!
今回一番立派なホテル、Le Louvreに荷物を置いて城壁に囲まれた旧市街の探索をはじめる。勿論、ツーリズムで地図その他をゲットしている。
ここら辺は潮汐の差が大きくて、カナダのファンディ湾に次いでいる。だからとにかく早く海を眺めたくて、城壁に登った!!!

何と美しい青い海だろうか?深さや海底の地質で色んな色模様を見せてくれる。
これが数時間後には、遥か向こうの島々と地続きになってしまうのだ!
遥か向こうに島が幾つもある
 この城壁は旧市街をグルっと囲んでいる。その城壁の中に細長いアクアリウムがあった。
あるものを利用しているから、唯々長い。洒落た看板 
 水族館の中は暗くて長~いまるでペットショップのように水槽が延々と続く。しっかりした石造りだから、温度管理は楽だろうと思う。そこには世界各地の熱帯魚が殆んどだった。 青と赤の半々魚

お昼を回ってお腹が空いたら、通りに迫り出したレストランに入る。あちこちチェックした結果、海鮮たっぷりのガレット食べる事にした。これが貝柱とムール貝、海老などが入った一番高価!なガレットを頼んだ。娘はビールをレスカで割った何とかという飲み物も頼んだ。今回の旅で一番リッチな生活である。
 海鮮クリーム煮のガレット
 サン・マロのホテルでは夕方に息子夫婦と出会う予定だった。彼らはパリからレンタカーでやってくる手筈になっていた。
ランチも済ませ、車が来るからお土産位は持って帰ろうとお菓子や絵皿、ガトー用の大皿などを買った。
それでも、まだ現われなかったので、メッセージをフロントに預け又フラフラと散策していた。
 指定の時間まであと少しだったから、ホテル近くの陶器の店で物色していると、強い視線を感じた。見上げると新婚の息子夫婦がニコニコ笑いながら見ていた。そうなんです、彼らは新婚旅行の途中だったのです。
 4人でまたさっきの海を見に行くと、すっかり潮は引いていて島とは地続きになっていた。迷わず渡って行った。そして振り返り、サン・マロの町を海側からしっかりと撮影した。立派な城壁に囲まれたサン・マロ

 遊びすぎて草臥れてお腹が空いて、ディナータイム!!
新婚さんも一緒だから、ご馳走を食べる事にした。レストランではここの名物シードルを1本頼み乾杯!その後ビールなどそれぞれ好きなものを頼んだ。私は生牡蠣、ムール貝にサラダ添え、パン、デザートはクレープ。終わったのは11時を過ぎていたろうか?
ムール貝のバジル風味このムール貝も其々皆違う味付けにして、お互い突っつきあいをした。
隣りの中年ご夫婦もニコニコと、言葉を交わし、うるわしい気持でテーブルを囲む事が出来た。隣りのデザートはクレープにお酒を掛け火を灯していた。すると、少し切って直ぐそばに座わっていた息子に試食を勧めてくれたのだった。
それにしても、娘の通訳がなかったら、こんなに好き放題に注文は出来なかったに違いない。ランチの店のメニューは英仏の両表記だったから、注文はしやすかったけどね。

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