九州よいとこ

 12月22日朝、品川駅から新幹線に乗って大阪へ。
あっという間に着くかと思っていたら、小田原からも途中乗車チームがあって。
 つまり~新大阪まで各駅停車だ~・・・・長いなぁ。
新大阪からバスで環状線を一回りのサービスタイム、車窓から大阪見物ってことで、泉大津港へ約1時間ほどで到着。
阪九フェリーつくしに乗船、出航は17時35分で日はとっぷりと暮れていた。
 思わず、自分勝手な思い込みにニンマリする。
朝、東京を経って、昼過ぎには大阪に着いて、港からは夕焼けを見ながら船出して、薄暮の明石海峡大橋を眺めたり・・・いい感じ!!

出航して約1時間ほどすると七色の灯りに縁取られた明石海峡大橋
の下を通過した。大きいなぁ!寒いなぁ!風に吹き飛ばされそう!
それでも、川を進むような瀬戸内海は静か、四国、本州とも視界から消える事はない。
 食事を済ませ一息ついて、大きなお風呂に入る。湯船もいたって静かなもん。小笠原に行った時、黒潮横断の時など、湯船のお湯がバッシャンバッシャンと凄まじい程で、低気圧だったこともあり、あまりの揺れに風呂場が封鎖されてしまったのを思い出す。
 翌朝、日の出を見ながら起きるでなく、日の出前5時半に新門司港着。真っ暗な6時から朝食だった。
 一路、大宰府へ。小雨の中参拝すべく参道を行くが、土産物屋は皆締まっている。天満宮の奥のほうに美味しい梅が枝餅の店があるので皆と離れて急いで行った。いつもなら、ちょっと待てば焼いてもらえるのだけれど、連休明けで準備が出来ておらず、残念ながら収穫なし!でトボトボ帰る。その頃にはやっと幾つか開店を始めていた。

柳川ではお堀下りをする。上りでも下りでも下りと言うそうで、コタツに温まりながら1時間を過ごす。夏のと違うが陽気が暖かいせいで風が気持よい。
御花でうなぎを食べる。蒸篭むしでほかほかで美味しい。御花の見学は他の人に任せて、近所の魚屋さんへ行く。有明特有の海茸や穴子の塩焼きなどを食べたり、みやげにする。ここら辺は倉敷のようでもある。

再びバスに乗って、熊本の水前寺へ。公園見学はパスして周辺でいきなり饅頭、からし蓮根を食べる。
阿蘇の草千里は冬枯れで茶色いススキが濃淡のグラデーシォンで中々味のある風情であったぞ。阿蘇の外輪山は圧倒的な広さで魅了する。夏の濃い緑も良いけれど、この冬枯れと常緑樹の緑、黒い土と薄っすらと芽を出し始めた麦など色の変化が嬉しい。
 まだ明るいうちに宿へ入る。急いでテッペンの露天風呂へ直行!!うぃ~、気持よか~!極楽じゃ~

翌朝24日、ゆっくり9時出発。大観峰へ登って360度のパノラマを眺める。うすうらと朝靄がかかり、風に吹かれた小さな雲が飛んでいかぁ~。うひぃ寒。
 やまなみハイウェーで湯布院へ出る。ここで2時間のフリータイム。
だんご汁とそば米のお粥を頼んで二人でつつきながら食べる。おいひぃ。ここに来たらだんご汁っしょ。トンボ玉を買って、ゆのつか温泉入る。入口には鳥の巣のような賽銭箱ならぬ料金箱があり、200円X2也をいれる。
中には誰もいない。貸切状態で貴重品はロッカーへ入れる。開けると100円戻るのが嬉しい。
湯は柔らかくツルツル、シャキッとしている。温度は43度位かな、いい加減で、芯から温まる。
バスに戻って別府に行き地獄めぐり。駐車場そばの海地獄に行くがまぁ、こんなものでしょう。青い色で湯温99度、もくもくと湯気が立ち上る。そこで温泉卵を食べる。家で作るのと風味が違ってこれも美味しい。中では1個80円、外では5個300円。やっぱり外で買うべきでしょう。
 旅に出ることは土産を買うこと、これ日本人のパターン。皆さんの買いっぷりは凄まじい。日本人の鏡。日本経済活性に欠くべからざる人々だ。
 そこ行くと、我々自分のお腹に少し入れ、大宰府のお守りを購入、柳川で干物、大好きなボンタンアメ位しか買わない。
だってねぇ、試食して自分の方が美味しいし、近所で買った方が美味しいよ。そう言うもんじゃないんだっけ??
我々みたいのが殆んどの日本人だったら、日本経済はどうなっているかねぇ?だって欲しいものしか買わないんだもの。

 17時50分大分空港を離れ羽田に19時52分着。急いで京急に乗り品川から大崎に出る。やった~、直通前橋行きに乗れた~。
羽田から熊谷まで何と2時間13分で行けたのでした。

One Trackback

  1. Mr.インクレディブル
    KAZZのこの映画の評価 

    やっぱり、ピクサーは凄い3Dアニメって言うのかな
    映像が凄い
    今回のピクサーの最新作、”Mr.インクレディブル”を見て来ました
    トイ・ストリー、モンスタ…

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