Ski and Hotspa

 久しぶりにスキーに行って来た。
スキーと言えば温泉がつき物で、これも違わず万座温泉。
14日は里では春一番が吹き荒れたそうだが、山ではスキー日和だった。
 市民スキーの講習会に参加してきた。たまには基本を見直すのも良いもんと出かけて行った。履きなれない短めのカービングスキーでリフトを降りたとたんにコケてしもうた。
 暫くレッスンをしているうちに、足は痛くなり、平らなコースではストック使いで草臥れるし、嫌気がさしてもういい加減にやめて、温泉に浸かりたくなった。
 ところが、体が慣れて感が戻ってくると、指導員の言うとおりに体が動いて来て、足の痛みも無くなりルンルン気分で滑れるようになっていった。こうなると時間の経つのは早いものであっという間に夕方になっていた。
 15日には地吹雪を見ながらの朝食だった。駐車場の車も真っ白で雪に埋まっていた。
車も真っ白 氷柱と宿
 それでも9時頃には幾つかのリフトも動き出し、板を担いでリフト前に行った。その時も、重い足でふうふう言いながら坂を昇り、滑るのやめて温泉に・・・と頭の中で叫びつつ、であった。
 リフトを降りて新雪の上を行くのは気持ち良かった。コースはだんだんと荒れてでこぼこになったり、真っ白で視界が悪かったがそれでもやはり新雪はいいもんだ。ただ、こう吹雪いていると、リフトの上は非常に寒く凍えるようだった。

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