高雄では統茂大飯店に宿泊。
1月23日朝には高台にある寿山公園へ登る、といってもバスで登るだけ。
山頂には忠烈祠がある。境内の横には玉石が敷き詰めてあって、靴を脱いで歩くと足裏マッサージになる仕掛け。
これが結構痛気持ちよくて、ずっと先の方まで行ってしまった。
振り返って市内を見渡す。港が見える。ちょっと霞がかかってぼんやりとしか見えなかった。
この高雄の港は軍港で、この高台からの市内および港の写真撮影はご法度になっている。
夜に来ると夜景が綺麗らしいのに、もやっている朝に来るなんて・・・予定では夕べ来るはずだったのに・・・
ちょっとしたところで、ガイド氏のアレンジがある。
この次が民芸品店へご案内!!
このツア~安いわけはこれにあり、なのね。
見学15分、この買い物タイム50分。
そこで、高雄の名物、しかも旬のからすみを買う。
いつも世話になっている兄への土産である。
彼自身、暮れにボラの卵を買って塩漬けしてからすみを作り、このお正月に振舞ってくれた。
お餞別をくれた娘に最高級の阿里山の高山茶を買う。75gでX千円。
棚にあったお茶をつまんだらあまりよくないお茶で、奥から良いのを試食させてもらって買ったのだ。
さてさてバスに乗って台東に向け3時間、170kmの移動開始!
フリーウェーをいくと左手に元台糖の工場があり、かつて日本が台湾に製糖産業で経済安定をもたらした印をみる。
台東にやっと着いたら、昼食。
いつも似たような料理ばかりが出てくる。
町の雰囲気は多少違う感じではある。
食べたらバスで花蓮に向け再び4時間、172kmの移動開始。
といっても、途中、三仙台と八仙洞に寄る。
縦に細長く貝の口を開けたような洞窟があって、昔修行僧が住んでいて、その天井には岩ツバメの巣がいくつかあって、落下物に要注意。
そこから海岸方面を見ると沢山の観音様が並んでいた。
海岸線に出るとちょっとは気分も違う。太平洋の青さが目にしみる。
バスに揺られて疲れ気味になる。あまり口をきく気になれない。揺られるままに揺れて眠りにつく。
道路の傍で釈迦頭(別名シュガーアップル)を売っていたのでバスを停めて皆で買う。
熟れ加減で食べ時が決まるので、すぐ食べる用と明日用の2個を買う。
初めて食べる味。美味しい!甘い!
トロ~リして中に黒い種がポロっとでてくる。形の印象はドリアン風で食べ方はパイナップルみたいに一房づつむしっていく。
これはこれはまいう~。又食べたい。
明日食べるつもりの釈迦頭は、翌日になっても柔らかくならなかった。残念ながら処分。
持って帰ることが出来たなら・・・残念!
その後、又買えるかと思いきや、売ってない。残念!
夕方になって花蓮に着いた。
阿美文化村に寄る。
ここは昼間は閉まっていて、夕方から開園し、ステージでは阿美族の美男美女が民族歌謡ショーをくり広げる。
夕食はショーが終わるまでお預け。