孫の顔

平塚の息子の家を訪問してきた。
熊谷では殆んど風もなく穏やかな朝で、ひんやりした空気だった。
電車にのって海に近くなってくると、風はとても強くなってきた。
平塚は暖かい!春の花がいっぱい咲いている。まっ黄色のミモザアカシアがあちこちに咲いている。
早速 孫の顔を覗き込む。可愛い。
タケタケ
手作りのスパゲッティミートソースを食べてから海岸へ散歩に行った。
海辺の風はもっと強くて、そそくさと引き返した。
よく見ると、ベビーの上には砂がチラホラと付いている。首の間にも挟まっていた。さっきの強風でこんなにも砂が飛んで来るのかとビックリしたもんだ。
途中、スイス菓子の店でケーキを買っていく。早く大きくなって一緒に食べようね。と、思いながら孫の写真をバチバチ撮って、熊谷に帰ってきた。
駅に降り立つと、ヒンヤリと寒い、電車で2時間の差は温度の差。やっと梅の花が咲いている。

ビスコッティがウミウシに

週末になるとビスコッティ作りに励んでいます。

生地が出来てナマコ型に成型をするのですが、作業をしてたら、ナマコになる前の形は何と、ウミウシに似ているではありませんか。
ふっと、ウミウシ大好き人間ビルバインさんの顔が浮かんで、ニーっと笑っているのです。慶良間でダイブとはいいなぁ。
 明日は平塚に孫の顔でも見に行くべぇ。

Alpine Air

渋谷Bunkamuraで”スイス・スピリッツ 山に魅せられた画家たち”の展覧会が開かれている。
スイス山岳列車の旅
 ちゃっかり学割で観てきた。これは大きい1200円が800円で入館できたのだから。こうしてみると学割という制度を大いに利用しない手はないと気付く。
 スイスといえば白銀の雪を抱くアルプスの山々だろう。18世紀の終わり頃、近代登山が始まり、記録として山岳調査隊に同行したのが画家達だった。芸術が云々というよりその記録から始まった山岳画家の行為は結果、人々にアルプスの価値を高め、風景画が観光に大いに貢献していく。
 山岳画家としての創始者はヴォルフの作品に始まる。
1884年の「イチゴを持つ少女」(アルベルト・アンカー作)の少女の素朴な表情の向こうには遥かなアルプスが霞んで見える。
その後、スイスの画家の間にもモダニズムも台頭し、キュビズムの影響も受けていく。
現代ではアメリカのポップアートの影響も受けているし、例外なく絵画界の様々な変化の流れは脈々として存在していた。
そして現在は形式にとらわれず、自由な表現となっている。
展示の中にはウェブサイトでの公開というのもある。
『アルプス観光ホテル』で、バーチャルホテルを訪れて、ちょっとした休養を提供するとおいうものである。

ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女

水曜日で時間もとれたのでナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女を観てきた。
 うっかりして、何も考えずにチケットを買って椅子に座った。いやに空いている。予告編が終わっていよいよ始まった。むむ・・・日本語をしゃべっている。???何で?
 何のことはない。ディズニー映画でおとぎ話だもの吹き替え版だってあるのをすっかり忘れていた。今更だからそのまんま観てきた。
絵本 ライオンと魔女
 いや~ドキドキ、わくわく楽しいね。おとぎ話とはいえきちんと丁寧に出来ているから画面にそのまんまのって見ていればよい!って感じで文句なしに楽しめる映画だったわ。
 特に末っ子のルーシーの演技はすばらしい。愛くるしくて優しくて子供らしさが可愛い。
そして次男坊エドマンド。反抗期にある難しい年頃の男の子の心理状態のもどかしさが痛いようによく表現されていた。長男のピーターはいい子でいなくちゃならないし、上と下の調整役をしなければならない長女のスーザンという、4人兄弟ならではの力関係がストーリーに自然に反映して正統派ファンタジーは成り立っていた。
 自分も4人の子どもを育てているので、4人の関係がいろんなパターンで現れるのを見てきたせいか、より楽しめた。(子どもの構成は違うけれど)

故 本田竹広追悼コンサート

3月5日、故本田竹広さんの追悼コンサートが、東京オペラシティコンサートホールで行われた。
コンサート
『父は命を削って音を追い求め、
   高みへと登りつめていった』Produced by 本田珠也。
本田竹広 紀尾井ホール ピアノリサイタル
このコンサートには本田竹広さんと深いかかわりのあったアーチストが集まり、心揺さぶられるものであった。
 山下洋輔さんのピアノ、峰厚介さんのサックス、村上寛さんのドラムス、鈴木良雄さんのベースそして御大渡辺貞夫さんのアルトサックス。その他日本のジャズ界を支えている面々。
それぞれが自分の世界感を持っているし、今日この演奏は竹広さんの為に・・・という思いがひしひしと伝わってくる、こういう演奏があるんだ、という音楽にはこういう事が出来ると教わったような気がする。
あっという間の3時間だった。

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