荒川に白鳥が飛来

 熊谷市の西に川本町がある。
川本町の荒川に白鳥飛来地があり、昨年10月24日から飛来していた。
1月14日現在には140羽ほど確認されている。

 今日はほんのりと暖かくドライブ日和だったので婆ちゃんを誘って農協での野菜や切花の買い物がてら出かけてきた。
その帰り道にふっとこの白鳥を見に行く事になった。

いるはいるは、白鳥は勿論だけど鴨が一杯いた。
オナガガモが殆んどで数えるほどのマガモ、そしてコハクチョウが140羽といったところでした。
 風は上流から吹いてくるので、オナガガモは川の淵に揃って上流に向かって座り込んでいた。その様子が幾何学模様のようでキレイなものだった。それも羽毛の模様が渋くて斜め後ろからの姿が美しい。バックシャンといったところですね。
 その中に大きな白い身体で座り込んでいるのがコハクチョウ。
全体の1/3程の鳥達は元気良くさらさらの荒川の流れと戯れたり水草などを取りに潜ったりしていた。

彼らの動きが面白くてじっと見ていたら、モテモテのメスのオナガガモ1匹を発見。数羽のオスが何処までも追っかけまわしていた。それをずっと見ていても飽きがこないんですよ。不思議ですねぇ。他のメスだって区別つかない位似ているのにやっぱり同じあのメスガモちゃんが追いかけられて・・・
  爺ちゃんが待っているから帰ろうか、って帰路に着く。
駐車場までの道すがら、農協で買った焼いもを徐に取り出し、半分個にして「美味しいねぇ。甘いねぇ」と言いながら歩いた。
 
 カメラを持っていなかったので、あの光景は瞼に焼いてきました。ほい。

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