フィッシング

隣りのJoeが釣りに連れていってくれた。
R17を北上して細い横道に折れるとまもなく、自然水がチョロチョロと流れていてボトルに汲める様になっていた。Joeはボトルの水よりこれのほうがずっと旨いとゴクゴク飲んでペットボトルの水を空けて入れ替えた。
それからまた でこばこの道無き道を11マイル進んで行ったところが彼のお気に入りのフィッシングポイント。
ルアーを取りかえ取りかえしながらやってみるが、結局坊主で終わった。
往復は例外なく川や湖が見え隠れしている。
ビューポイントで車を止めてくれる。
Joeは心からカナダの国土を愛しているのが良く分かる。
自然(Nature)という言葉は不要で、そのまま, 当たり前に自然環境の中に溶けて生活をしている。
囲まれた環境の中でどう自然と付きあいどう対処するか、理解したうえでの言葉は重い。
時に街から来た人が環境を甘く見て藪に入ったきり帰らぬ人が年にかなりいるという。
そんな話を聞きながら耳を澄ませて、鳥やチェクマックなど動物たちの声を聴く,,,素敵でしょ。
勿論、カバの葉の合唱にせせらぎの合の手も聞こえるのよ。
しかもMary(Joe の妻)が持たせてくれたサンドイッチを頬張りながらね。

帰宅したら、昨年釣ったサーモンの冷凍を1匹くれた。
昨晩のディナーにオーブンで丸焼きして、ウフフ、美味しかったわ。
残りは今朝食べてその残りは サンドイッチにでもするかな。

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