トルコ・イズミールからトロイ、チャナッカレ

港町っていいですねぇ、ここはイズミール。
青い空と青い海、そして広い通りに椰子の並木道、ニースに似た穏やかな空気の素敵な街です。

ずっと田舎の方をバスで走ってきて、イズミールに来るとリゾート都市が新鮮に感じました。
ここに交通渋滞がありました。広い大地でも都市部にはやっぱり渋滞があるようです。雰囲気がいいところなのでちっとも不快感はなく、むしろゆっくり走って周りの景色を楽しめたのでした。
Basmane駅
Basmane駅 posted by (C)mamaron
ここから310kmくらいでトロイへ着きます。
途中、ベルガマのレストランで昼食、トルコ石の専門店ご案内でした。
ベルガマで昼食
ベルガマで昼食 posted by (C)mamaron
トルコといえばトルコ石ですが、品質にはピンからキリまであって、寄ったところは高級品店で値の桁が違います。
目の保養をさせていただきました。
奥様に買っていきたいという方を覗き込むと、特別に割り引くという話になったのです。すかさず小さな声で、やめたほうがいいかもね、そんな値段なら何で最初からそう提示しないのかしらね?ご本人もやっぱり気になって「やめた!」そうな。
関東の人間は掛け値を嫌います。露天じゃあるまいに、交渉でこうも値段が違うとかえって嫌になるのもなのです。

トロイにつくとトロイの木馬(勿論レプリカ)が迎えてくれます。皆さん登ったり写真に撮ったりしているけれど、全然興味がないのでパスです。
紀元前3000年ころから500年頃までの間、建設、消滅、再建の繰り返しでやがて土に埋もれて伝説の場所になったようです。
そして1873年、シューリマンに発掘され、後トロイの遺跡があることが証明され、今ではイリオス遺跡として世界遺産になっています。
当時、発掘は雑だったお陰でかなり貴重なものが壊されてしまったそうです。
都市跡が9層が発見され、興亡の繰り返しが再確認されたのでした。
ローマ時代のミニ円形劇場も発掘されています。
劇場跡
劇場跡 posted by (C)mamaron
30km移動してチャナッカレのKolin Hotelに入りました。
ガイドのハヤテさんによるとここのハマムがいいらしいということで9時に予約した。
ハマムとはいわゆるトルコ風呂ですね。
寝る前に垢すりや泡風呂や顔パックをしてもらって気持ちいい眠りを誘いた~~い訳です。

最初サウナに入って汗腺を開き、呼ばれて行った先は浴場で真ん中に大理石の広いベットがあり寝そべって垢すりをしてもらいます。
韓国垢すりよりずっと弱い力なので眠くなります。前面が済むとうつ伏せになるのですが、急に賑やかと、思ったら男性もドカドカやってきてお湯浴びを向こうの方でやってます。
こちらは少しの布をまとっただけ、そっとうつ伏せになり反対側を向いて背中をやってもらいました。
垢を流すと今度は泡風呂です。布袋に石鹸液をしみこませ絞り泡を沢山作って身体を包んでいきます。
ほんわか暖かい気持ちよさでした。暫く休んでから洗髪、そして別室でパックして又一眠り・・・パックを落として終了でした。その間1時間45分くらいでした。

3月に大雪です

屋根に積もった雪がドンドンと音を立てて落ちていきます。
雪国気分です。
公園には雪の桜が満開です。
公園の桜
公園の桜 posted by (C)mamaron
我家の庭では咲き始めた梅が悲鳴を上げています。
庭の梅
庭の梅 posted by (C)mamaron

トルコ・パムッカレ-エフェソス

パムッカレの宿PAN THERMALでの目覚めはすっきり、部屋を出てプールサイドを抜けてレストランで朝食。
外をのんびり歩くだけで気分が違うのはなぜでしょう?

身支度を整えて出かけようとしたら、水筒の栓締めが甘くてベッドを濡らしたのに気付く。バスタオルで手当てしつつメッセージを置いてきた。
”Pardon・・・・・”

バスに乗り世界遺産パムッカレ観光へ。
真白な石灰棚を遠くから見るとまるでスキー場のようだ。よく見ると棚田のようになって独特の風景をつくっている。
石灰棚
石灰棚 posted by (C)mamaron
もう少し行くと一番有名な石灰棚と隣接したヒエラポリスだ。
石灰棚には温泉が流れ、ローマ帝国の温泉保養地となっていた。
このヒエロポリスはローマ帝国時代、地震で崩壊、復興したけれど1354年の大地震で壊滅したそうだ。
古きよき時代のローマ浴場、ローマ劇場の片鱗を見ることが出来る。

崩れた遺跡が温泉の底に横たわっている、古代プールが結構広くて多くの人が今も憩っている。ここは透明な泉質で彫刻された模様もよく見える。ローマ遺跡と温泉
ローマ遺跡と温泉 posted by (C)mamaron

白い綿の宮殿と言われるパムッカレを歩くことが出来る。
夏の青い空、強い日差しを受けて水色に光る石灰棚!
それは写真の世界のこと、今は冬、どんよりと曇り空だったので発色はいま一つ、仕方あるまい。
パムッカレ石灰棚
パムッカレ石灰棚 posted by (C)mamaron
それにても温泉の湧昇量は少なく、やっと足湯をする程度でそれが延々と下へ下へと流れるだけ。
一箇所薄いブルーの棚を見つけ、ルーマニアから来た青年と写真の撮りっこをした。
この温泉地に隣接してヒエロポリスは作られた。
やはり
時間ギリギリで急いでバスに戻る。
ここから215km、エフェソスへ移動する。

昼食はケバブとトルティージャ、やっぱり美味しい。

古代ギリシャ都市エフェソスでは傘がいるかいらないか程度の少雨になった。
とにかく広い。アルテミス神殿の遺構、巨大な図書館と劇場。
図書館
図書館 posted by (C)mamaron
立体的な都市作りがされている。ここも地震で崩壊したものが多数残っているが、公衆トイレもありそこで雪隠会議でもされたのか、いくつもの便座がつながっている。
この広いエフェソスの通りのそこここには多種のハーブ類が自生してして花の咲く頃にはいい香りがしているかと、想像する自分がいた。

夕方4時40分、イズミールのホテルCROWN PLAZAへ向かう。
ここではバンドネオンとピアノの調べでディナータイム。
アルゼンチンタンゴからビートルズまで色んな曲で楽しませてくれた。

食後は近くのスーパーへお買い物。
トルコのスープはどれも美味しくハズレなし。
しまちゃんお勧め、クノールスープを買う。種類がとても多く充実している。日本の比じゃない。
帰ってきて作って飲んだが、インスタントにしては素晴らしく美味しくて、日本で発売したらヒット間違いなし!

池上梅園

孫が2歳の誕生日を迎えたので、娘の家に遊びに行きました。
紅茶のシフォンケーキを持って、途中生クリームとフルーツを買って・・・
到着してデコレーションケーキの仕上げをし、「おめでとう!」

翌土曜日、余り天気が良いので散歩へ行くことになりました。
池上に梅園があるそうで、バスでちょっとのところです。

気付くと娘はお結びをつくり、餅米を炊いて半殺し、牡丹餅を作ってくれました。
お茶も入れて、早速お出かけでした。

沢山の方が見えてました。
本門寺の裏手にあり山の斜面を利用してびっしりと多種類の梅が植えられています。
よく手入れされた梅の木々からは爽やかな梅香がして、気持ち良い。
枝垂れ梅の種類も多くて感激です。
しかも第一京浜のすぐ傍にあるけのに、空気も良くてびっくりです。
梅園
梅園 posted by (C)mamaron
白い梅
白い梅 posted by (C)mamaron
梅
posted by (C)mamaron
わざわざ遠くまで行かなくても、都内でこんなところに素敵な梅園があったなんて驚きでした。

トルコの旅・カッパドキア

3日目にカッパドキアのギョレメ野外博物館へいく。
古代ローマ時代迫害を受けたギリシャ人のキリスト教徒が逃れてここに岩窟を作り、教会を作り、修道院を作り暮らしていたそうな。
4世紀から11世紀にかけて掘られたものだ。
ギョレメ野外博物館
ギョレメ野外博物館 posted by (C)mamaron
中には11世紀頃のフレスコ画が綺麗な状態で残っている。
高台にあるので遠くまで周りを見渡せる。
シーズン中だと入場に30分待ちはざらだとか、勿論貸しきり状態でのんびりと見学する。
ギョレメ野外博物館
ギョレメ野外博物館 posted by (C)mamaron
トイレでは0.5リラ支払う。水1.5L2リラで購入。レストランで水を頼むと350mlで3~4リラする。(1リラ≒65円)

バスが進んでいくと奇岩群が目に飛び込んでくる。
かの有名な三人姉妹といわれるキノコのような岩がにょきにょきと立っている。
はるか向こうにもキノコのように発達した積乱雲のような雲が見えて思わずシャッターを押す。きっと強い雨が降っているのだろう。
周りに何もないところなのに、やっぱり洞穴がありそこへ通じる足場階段もあった。生活していたのだろうか?
定番
定番 posted by (C)mamaron
らくだ岩周辺
らくだ岩周辺 posted by (C)mamaron
キノコがいっぱい
キノコがいっぱい posted by (C)mamaron
少し離れてラクダに見立てたラクダ岩がありみやげ物もずらりと並ぶ。
ここがあの目玉の本家ギョレメだから娘達に買った。
娘の友だちに不幸が続いているとか、だから買ってきてね・・・と頼まれていたのでもっと大きい目玉を1つ吟味して買う。
目玉がいっぱい
目玉がいっぱい posted by (C)mamaron
そこらじゅうが奇岩だらけ、風化で出来たんだもの延々と続いて納得。ただ岩質によって風化の仕方が違うし色も違う。それが面白いのだ。ゼルべの谷では伸びるアイスを食べる2リラ。美味しい。

地下に防空壕のように穴を掘って作られた地下都市が沢山あるそうで、その中の一つカイマクルへ潜った。
B8階まであるが公開されているのはB6まで、狭い中を良く作ったものだ。やはり回教徒から逃れたキリスト教徒の隠れ家で家畜も飼っていたし釜戸やワイナリーもある。6世紀から10世紀頃だそうだ。
地下都市
地下都市 posted by (C)mamaron
ホテルに帰る途中に洞穴住居に住む一般住宅にお邪魔した。お茶のもてなしを受け、暖かく心地よい住まいでした。勿論手作りの絨毯が敷き詰められていた。
子どもの頃から絨毯を織る練習をし、お嫁に行く時に持参するそうな。出来不出来で判断されるらしい。
絨毯織りは子どもから
絨毯織りは子どもから posted by (C)mamaron
ホテルに着くと、風呂に入ってサッパリしてからベリーダンスのディナーショーへ出かけた。
まだ宵の口22時には翌日に備えホテルへ戻った。(カッパドキアで連泊)
ベリーダンス
ベリーダンス posted by (C)mamaron

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