シュレッダーの使い方

ピリカラ蒟蒻を作り始めた。
唐辛子を輪切りにしながら、何かいい手は無いか考えた。
その後の手は辛くなり、うっかり目をこするとえらい目に逢う。そりゃ、手袋をはめれば良いけれど、好きではないのだ。
そこで、閃いた!!
シュレッダーに掛けた。縦長の切り唐辛子が出来た。
そこで、再び横に入れて切った。折り紙のような四角い唐辛子の出来上がり。
と、聞くと良さそうだけれど切り口が美しくない。
種がネックのようで、次の手を考えよう。

停止位置

これは秩父線のとある駅。
停止
ふと足元を見るとテープで張られた紙があった。
ここで待っていれば、電車のドアが前に来るのね。
そこにはかすかな足跡が付いていた。
雨の日には又貼りなおすのかな?

不良壮年

不良壮年、何といい響きでしょう。
夕べ、渋谷で集まるぞ~!と言う連絡で出かけて行った。
還暦を越したのが数人、後は現役還暦と私で、都合10人。
男6人、女4人の微妙なバランスの良さです。
その仲間の一人がメキシコに移動になるとかで、来年は現役仕事人が殆んどいなくなり、自由人が揃って行くべと、すぐに話はまとまった。
魅力のメキシコ料理―メキシコ料理の調理技術のすべて
お前は、幹事のアシスタントだぞ、よしよしこれで決まり、など呑んべえ壮年の舌は滑らか、呑めないオジンも絶好調。

そうね、来年ね、すると、う~ん、メキシコ料理は美味しいし、数年前にいくつか教わったその続きをやりたいと常々心の隅にあった。それでは、料理とスペイン語のレッスンをついでにして来たい、マヤ文明を辿りたい、ベリーズにも行きたいし・・・・次々と頭の中には風船のように勝手な想像が膨らんでいく。その前にメキシコ人の友人に連絡をとらないと・・・・あ~らら切りがない。
極楽何とかって言われそうだけど、そんなこと言わせておく事にして、自分の体が動けるうちにしたい事をするだけだ。

「海を飛ぶ夢」

 やっと終わる前に「海を飛ぶ夢」”The sea inside”を見てきた。
久しぶりに泣けた。
海を飛ぶ夢
ラモン・サンぺドロ(ハビエル・バルデム)にとって生きることは自由を謳歌することだった。25歳の夏、事故で首から下が不随の身になってしまった。それから26年の間、実家で父や兄夫婦、甥の強い絆で結ばれた生活をしてきた。その中で「自分は何のために生きるのか?」という疑問が彼の中にずっと引きずってきていた。
動けない事は、地獄のような生活でありもう死んで自由になりたいと願た時、彼の周りの人々の戸惑いや「生きるとは、愛するとはどういう事なのか?」という、命題が頭を持ち上げて迫ってくる。
 この映画の中で地味ではあったがラモンを献身的な世話を主にしてきた控えめで芯の強い兄嫁の姿が印象的だった。
そしてロサの出現。「逃げてはダメ。人生は生きる価値があるわ。」という軽い観念的な言葉が今更のように聞こえてくる。

来客あり

珍しい人がやって来た。
3年前、通算2ヶ月程をウィスラーで過ごした時に世話になった友人と同居人が揃ってやって来た。うち一人は娘と共通の友人で当然娘達も来て狭い居間は大賑わいになった。
 冬にはウィスラーMt.で一緒にスキーをしたり(一人はボーダー)、夏にはアルタレイクで水浴びをしたり、山にハイキングに行ったり、ゆったりとした時間を共に過ごした事が懐かしく思い出す。
 当時、私は半分居候みたいなもので、夕食の支度をよくやっていた。
そのメニューの中で一番評判が良かったのがパエリアで、その作り方を教わりた~い!とやって来たのだが・・・
 思うように材料が集まらず、シーフードグラタンを作った。
シーフードグラタン
 エビ、帆立、アンチョビ、ドライトマト、ポルチーニなどをホールトマトの缶詰で煮込み、硬めに茹でたリガトーニを絡めてトマト煮作る。
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