映画「ペイ・チェック」「花とアリス」

 行ってきましたLadys day。
「ペイ・チェック 消された記憶」一種のタイムマシンものだけど面白かったですネ。自分の限られた期間の過去を売る。それを小切手で支払ってもらう、Pay checkってこと。アインシュタインも時間を旅することが理論的に出来ると言った。メビウスの輪ではないけれど、時間を辿っていくと自分の背中が見える、つまり未来が見えてくるって言う訳だ。そこで犯罪と国家から地球の未来へと話は広がって・・謎解きをしながら映像は進んでいく。画面の中に懐かしい風景がでてきたバンクーバーやトロントチックな場面。街中のロゴもカナダで見た。でもこれはハリウッドの映画なのね。
「花とアリス」のんびりとゆっくり雰囲気のある映画だ。途中眠くなってしまったけれど、後半は面白くなってきた。先のがイギリス的といえばこっちはフランス的かな?

雪だ~・人の命

 熊谷地方、朝のうち曇り、雨から夕方には霙や雪になり・・・この前25℃で夏日になったと思ったら、一昨日の日曜日も雪で2.5℃にまで下がって、おいおい又かって感じ。
庭の晩生の梅の花が咲いて、あっという間に散ってしまいました。山沿いでは積雪の予報も出ていたから、いつ頃、那須山荘のお開きに行けるやら。
 
 人の命は生まれた時から終息を迎えることが約束されている。わかっちゃいるけど、いざ人のそういう場面に遭遇すると、人の一生は儚いものに見えたり、偉大に見えたり、自分の気分一つで同じ物が違って見えてくる。一頃哲学書や心理学書、精神分析などの本を読んでいた、暗~い時期もあった。達観する事が多くなってくると、何を見ても「何ぼのものか?」とつい冷めた目で見てしまう。そして、養老孟司さんの本に出会って何冊も読んでいると自然に興味の対象も変わってきて、on offで納得しようとする自分に気が付く。
 そりゃ、物事結局、Yes Noに行き着くことが多いんだからそんなもん。そしてむやみに悩んでもいずれ、死んでいく。

 父が死に義妹が、夫が、義兄が、従弟が、いかりや長介さんが、かつての取引先の会長が・・
でも折角今は生きているのだから、生かされているのだから云々言うように、後ろ向きに暗く生きるより、出来る時には明るく前向きに生きたい。出来ない時にはトンネルを抜けるのをじっと待っていよう。でも誰かがそばにいてくれたらきっと心強いに違いない。そして時期が来たら眠るように逝きたい。
 お彼岸で帰っていた子どもに先日の料理スパッツルを作ってあげた。妙な美味しさと大喜び。残りを土産に持ち帰った。翌日の朝食に早変り。やっばり一晩たっても美味しかったそうな。これで当分この料理は顔を出すだろう。バカの一つ覚え。

3月のお料理

 急に暖かくなって庭の桜草が一気に花開き、地味ながら春蘭も咲いていた。
この春蘭かすかな優しい香りがするのです。
3月のお料理はアボカドのファルシ
仔牛のエマンセ、ハンガリー風
タルト・ライスプディング
春らしい黄緑のアボカドを器にして卵サラダやツナ、エビを彩りよく乗せる。
柔らかい仔牛の肉と赤いパプリカをたっぷり使って、色鮮やかに仕上げる。スパッツルという、不思議な食感のパスタを作り、付け合せにする。
デザートはイースト使いのパイ生地を型に敷き、粘り気のない米を使い、よく煮込んだファルシを詰め、メレンゲを被せて色よく焼き粉糖を降る。
このデザート暖かいうちに食して良し、冷たくしても良し、米臭さは全然ない。ふんわりとシナモンの香りがする。
アボカドのファルシ 仔牛のエマンセ スパッツル タルト

 ここの所東京と行ったり来たりで草臥れモード。おまけにヘルパー実習で利用者さん宅訪問。こいう事に関しては太目の神経を持ち合わせてそれ程大変とは思っていないが、休まる時間もなく突入していくと、我も人の子、更に疲れを増す様でさあ寝よう。これが一番。

「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還]

 やっと見てきました、映画「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」
ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
しっかり出来てますね。感動しました。手抜かりなく、とはこの事です。
きっちり計算通りであるのに、予想通りには事が進まないなんて、面白いじゃありませんか。
エンディングまで十分楽しめて、ロールの中に何人もの日本人の名前を見つけては喜んで、ハハハ。ニュージーランドの観光に大いに貢献することでしょう。やっぱり私もゆっくり行ってみたい。でも、撮影地ではない所ですよ勿論。

結婚式に獅子舞

 昨日、一番下の子どもの結婚式があった。昨今、教会での式が多い中、久しぶりに神前式であった。
獅子舞

白無垢と紋服の二人が眩しかった。これこそ日本人!日本文化の一端を見た。
雅楽の調べの中、やや肌寒かったけれど、厳かに進行した。
レストランでの披露宴も和やかに行われた。
その最後の締めくくりに、兄がお囃子会の皆さんを引き連れて獅子舞を披露してくれた。
高らかに笛太鼓が鳴り響き、てんつくてんつくとここはやっぱりお江戸だ!と、
粋な気分に浸る事ができた。
勿論、獅子は差し出すお祝儀を食べて歩いたのでした。

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