今回はブルターニュ地方・・・キブロンから美しい島という意味のベル・イルへ渡るのを皮切りにカルナックーヴァンヌーフージェールーレンヌーサンマローモン・サン・ミッシェルと周ってパリに戻った。
そしてプロヴァンス地方・・・モナコーニースーイェールーアルルーカマルグ湿原ーアルルからパリに戻った。
今回の旅は古く特徴のある町並みや城塞とフランスの美しい自然を見たかった。
イギリス海峡のサンマロ湾では潮汐の差が大きく、カナダのファンディ湾に継ぐものでモン・サン・ミシェルでは最大15mにもなるそうな。(ファンディ湾では最大16m)
カマルグ湿原では白い馬に乗っても見た。久しぶりだったので腿の付け根が痛くなってしまった。
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翌日6月16日にはルーブル美術館経由で友達の家に行く。
夕食用の五目寿司を作りパックをして出かける。
バスに乗り、オペラ座近くで降りる。素晴らしいオペラ座を眺めながらルーブルに向け足を運ぶ。途中、日本の本を沢山置いてある本屋へ寄る。ここで現地での日系の情報を取る。そしてサンドイッチを買い込み食べながら歩く。
天下のルーブル美術館につくとガラスのピラミッドに入る時セキュリティーチェックを受ける。そして地下から中に入った。

モナリザに近づいていくと、賑わいは一段と増した。昔、上野で見たモナ・リザより小さくて、若く見える。娘いわく「お母さんが年をとったってことかもね」それにしても山のような人だかりってこの事だったのね。
夕方、マーケットで買い物をして電車に揺られ、友達の家に行った。
ここは住宅街の中にあり、緑も多くとても静かで落ち着いたところだった。田園調布に似たイメージだった。パリでは高層住宅やビルばかりだったので心なしかほっとさせる所だった。
夕食の支度を一緒にする。五目寿司にのせるグレープフルーツの果実を鮮やかな手さばきで取ってくれたのは、友達のご主人。薄焼き卵やキュウリなど色取りよくお皿に盛る。
アントレを前にして飲み物を片手におしゃべりは始まった。こちらの夕食時間は長い。テラスに出て夕焼けを眺めたり、積もる話をする。会話は日本語、フランス語、英語。
とても優しい気遣いの方達で、娘が何かと頼りにしているのがよく分かる。
彼らに救われている面がたくさん見え、親として感謝感謝の気持が沸いた。
終電車の時間が近づいて、駅まで送ってくれた。
6月17日昼頃ドゴール空港から帰途についた。
アルルの朝、ローヌ川のほとりを散歩する。川面を伝う風は涼しく、その心地良さは感動を覚える。
川に限らず水というものは人にとってかけがえのないものである証拠が、ここにも表れているようだ。水面から来る風のメッセージは、五感を越え それ以上の快感になってこの空間にどっぷりと浸かってしまう自分に気付かないほど強い。声もないままゆっくりと歩き続けた。
ふっと視界にはローマ時代の浴場のところまで来てしまっていた。現実に戻される瞬間がくると、お腹では虫が鳴きはじめた。
パンが食べたい。そうだ、朝食はまだだもんね。市街に入ってパンを買う。フランスのパン屋っていいなぁ。焼きたてパンがすぐに買える。
アルルの駅からTGVでパリに戻る。今日は6月15日で娘の誕生日だ。だから、夜はキャバレー“クレージー・ホース”でヌードショウを見る。
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イェール駅を列車は時間通りに発車した6月14日の朝。
ところがマルセイユには15分位遅れて着き、アルル行きの次の電車に乗れなかった。
時刻表を見ても分からないので切符売り場に並んで聞いた。持っている切符に時間を書き込んでくれて、一件落着。50分後にもっと遠くまで行く電車があって、それに乗るように教えてくれた。何しろ本数が少ないし、行き先もバラバラだから、慣れない人にはわかりにくい。
アルルに着いたのが13時頃で、駅近くのホテルゴーギャンに荷物を預けた。
そこは旧市街でいい雰囲気だ。
2階の窓からはマルティーヌ広場になっているロータリーがあって、その向こうには城壁とカヴァルリ門がある。
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6月13日朝早く目覚めて、花市場へ行く。

広場には植木屋をはじめ花屋は勿論、オリーブオイルや、それを使って作った惣菜、マジパンのようなお菓子類、ドライフルーツ、野菜などなど・・・普段の生活に密着したものが売られていた。スパイス類もかなりの種類がそろえられていていた。
これからイェールのホストファミリー宅へのおみやげに薔薇の花を買うのだけれど、とにかく薔薇の種類が多い。どれもこれも素晴らしくて安くてこの上ない。フランスでの物価はいつも高い感じがしてたけれど、ニースの薔薇の花は安くて品質が良い。明るいオレンジに淵がほんのり赤いちょっと洒落たのを見つけようやく買う。遠くに持って行くからと、新聞紙でしっかり包んでもらう。
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